
2025.6.27
News
AIの為にもデータの蓄積が重要なこの時代、私たちも観測を! そのプロジェクトの名を
Baecast
といい、工学系総合研究棟1の屋上から、バえる写真を撮影し続けています(写真1、つまるところ上の読み方はバーキャストではなくバエキャストです)。本観測システムは、5月27日17時17分から稼働を開始し、5664 px × 4248px・1分間間隔、水平方向四方位に向けてタイムラプス撮影を行っています(写真2)。
研究棟の屋上には、入江研究室が構える「千葉大学大気環境観測スーパーサイト」があり、そこにBaecastを設置させていただきました(写真1)。屋上は風や雨の影響を強く受けますから、安全・安定した観測のために、防風・防雨対策をしっかりと行いました。今のところ目立ったトラブルもなく、順調に観測データを蓄積してくれています。今後、弊研究センターが取り扱うひまわり9号のデータなどと組み合わせ、様々な利用を検討して参りたいと思います。
最後になりましたが、観測サイトのご準備・管理、設置のご指導をいただきました入江研のみなさま、大変ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!(金子)

写真1 夕日に映える都会と富士山 (2025年6月16日18時47分、西向き、色調等補正済)

写真2 Baecast観測システム