
2026年2月19-20日に、千葉大学においてムーンショット型研究・目標8において、小槻がPMを務めるAMAGOIプロジェクトの合宿を行いました。今回の合宿は、お互いの議論を活性化させ、心理的安全性を高めること、また、6年目以降の研究のあり方を考えるということを主眼にして合宿を行いました。そのため、過去3回の合宿とは大きく異なり、研究代表者の方からの研究進捗の報告は、その時間を抑え、ポスター発表であったり、グループディスカッションであったり、ライトニングトークといった形で、一方向のコミュニケーションではなく、メンバー間が多方向にコミュニケーション可能な設計を意識して企画しました。
ムーンショット型研究は、プログラムからのKPIの要求が強く、これまで研究代表者の先生やプロの研究者が主に研究の主体を担ってきました。一方で2050年の目標実現という長きにわたる研究を成功させるためには、若者の育成が必要不可欠です。そのためこの合宿では、先生方に極力多くの学生を誘いいただき、学生間の交流を深めるということも大きな目標の一つにしていました。その目標は果たされたようで、学生が非常に楽しかったと言って帰っていく姿は印象的でした。これから学生のみの合宿も企画されるようで、10年後振り返ったときに、このプロジェクトが若手研究者の成長の揺りかごになっているということを期待しています。
また、研究の運営に対しては、多くの先生方や先人から有意義なコメントをいただきました。プロジェクトが成長してくる中で、これまで小槻自身がグリックしていた責任・コミュニケーションの方法を変えていく必要性を感じています。 2027年度というのが良いタイミングになりますので、そのタイミングで何らか構造の変革が起こさないといけないと感じています。
2026年1月に行ったシーディング実験は、プロジェクトにとっても一つ大きなきっかけになり、何か物事が動き始めたという感触があります。 企業や報道の反響は大きく、プロジェクトに参画頂けるメンバーが一段と増えてきました。大きな物事を動かすのは、僕自身は雪だるまを動かす感覚だと思っています。雪だるまは最初、動きませんが、少しずつ大きくしていって、ある時転がり始めれば、その後は飛躍的に成長していきます。今回のシーディング実験は、非常にチャレンジングで準備も大変でしたが、それが一つ雪だるまを動かしたという手ごたえもあり、今後も継続的に押し続けることで、このムーンショット型研究を発展させ、また成功させていきたいと思っています。
最後に、合宿に参加いただいた多くの研究者、学生の皆様に感謝します。また、合宿の準備にサポートいただきました研究室のメンバーにも感謝したいと思います。ありがとうございました。
(小槻)


写真: 合宿の集合写真 と グループディスカッションの様子
