
小槻研特任助教の武藤が主著を務めた以下の論文が、水文・水資源学会の論文奨励賞を賜りました。
Muto, Y. and Kotsuki, S. (2024): Estimating global precipitation fields by interpolating rain gauge observations using the local ensemble transform Kalman filter and reanalysis precipitation. Hydrol. Earth Syst. Sci., 28, 5401-5417. doi: 10.5194/hess-28-5401-2024
9月15日、岐阜のじゅうろくプラザで開催された同学会の総会にて、授賞式が行われました。私は現在客員研究員として米国のペンシルベニア大学に滞在しているため、残念ながら授賞式には直接出席できませんでしたが、このような名誉ある賞をいただき、大変光栄に思っています。また、共著者である小槻先生をはじめ、受賞に際しご推薦いただいた先生方、選考委員会の先生方、研究の議論にご協力いただいた研究室メンバーの皆様、そして温かく応援してくれた家族に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
受賞を賜った研究では、アンサンブルデータ同化手法を応用することで、雨量計観測からの空間内挿による降水量分布の推定を改善することに成功しました。現在は本研究を基盤として、メルボルン大学の研究者との協力関係のもとで降水量に適したデータ同化手法の開発に取り組んだり、雨量計・衛星観測・数値予報の統合による更なる降水量分布推定の改良にも取り組んだりと、たくさんの発展に繋がる研究になったと考えています。
今回の受賞を励みに、今後もいい研究ができるよう、頑張りたいと思います。
(武藤)

図:授賞式の様子
