研究活動を通して、知識や技術ではないファンダメンタルとして身に着けて欲しいことをまとめます。

(1) 凡事徹底

世の中において、「仕事が出来る人」は、「何か凄い成果を出しているスーパーマン」だと思うかもしれません。でも多くの場合は、「仕事が出来る人」は、「誰でもできる当たり前のことを、着実にこなしている」だけです。それだけで、相当仕事は出来るようになります。当たり前のことは、このような事です。

・報連相に代表されるコミュニケーションの原則
・約束を守る: 一度言葉に出したことに、責任を持つ。もし無理そうなら、すぐに相談する。
・締切を守る: 時間に遅れない。コンフリクトがあれば、分かった時点で共有する。もし遅れそうななら、その時点で相談する。
・出来ないことを出来ないという: 無理なことは引き受けない。どこまで出来そうで、どこからが難しいのかを示す。
・チームワーク: 自分がグループや組織の中で置かれた立場を理解して、組織と自分のwin-winを図る。

意識すればできる、凡事を徹底しよう。

参考: 京セラフィロソフィ―、阪神タイガース (2025年)

(2) 最後は人間性

どこまで行っても、一人の人間でできることなんて限られている。より大きな物事を動かすには、周りの人間を巻き込めなければならない。また、大きなチャンスをものにする人間は、多くの場合、先人から応援されてチャンスが与えらる。

人を動かす、周りに大人から応援される。これらは本人の実力もさることながら、パッション・ビジョン・価値観といった人間性によるものが大きい。人間性を磨く一番の方法は、周りの人間と議論し、様々な物事の考え方、価値観、視点に触れることである。知識・技術を身に着けるとともに、人間性も磨き、周りの人間から応援される社会人になろう。

参考: 松下幸之助

(書きかけ)