1週間のISDAに参加。忘れないうちに考えたことなどのメモ。


・機械学習が進んだ。しかも、使ったんごが少ない。部分的な活用も含めると、全発表の60%以上はAIを含んでいたのではないか。

・AIは数理に基づいておしゃれに使うのがポイント。ただ、使い方はそのうちにmaturedしてきそうな感覚はある。大きくは、Score-based DA か Deep Bayesian Filter に収束するのではないか、という気がする。

・初日のECMWFのDOPのインパクトが強すぎた。発想はDBF系なのかもしれない。特に、見たことのない観測地点でも観測相当量を出せるのが驚きである。単純に回帰しているわけではなく、潜在変数が地球大気について捉えており、かつ、観測演算子の概念を獲得しているのだと思われる。

・数学/物理を勉強しないといけない。特に情報系の議論が付いていけなくいときがある。Peter Jan, Tarumiさん, Mark Boucquet, G. Hakimの発表が、本質をついている感じでかっこよかった。

・考えるべき問題は、AIを使って「何をするか」。大きな流れとしては、AIを使うというのは殆どの研究者が自然にするだろう。その観点で、風景予測は良い視点。都市予報もありかも。

・弱者の戦略として、全球予報では競わない。
--> JAXA
--> 領域/ユニーク予報
--> 気象制御

このあたりにリソースを割くのは、戦略・問題設定としては適切だと思われる。


・メルボルンは素晴らしい。住みやすい。景観がきれい。

・何か国際共同研究をアクティベートするのが目的だったので、豪気象局との話が始まりそうなのはGood News!