背景

この手の質問を受けることがそれなりにあるので、記録に残そうと思った。

質問箱

Q: 自分が研究者に向いているか分からない。例えば、自分はコツコツと努力するのは得意だし、あまり努力智思わない。その一方で、アイデア・研究テーマを思いつくのが苦手である。
A1: 博士学生の段階で研究アイデアを思いつくのは困難である。年齢が上がってくれば、学会活動や研究者仲間からの情報で、自然と世界の動向は見えてくる。なので、まずは与えられたテーマを遂行し、論文化できる技術習得に専念すべきでは?
A2: また、誰しも長所・短所がある。長所が活きて、短所が足を引っ張らないように、自分のキャリアをマネジメントすればよいと思います。例えば、アイデアはあるけど、手が動かない研究者もいる。そういう研究者と一緒に研究していけば、今回の短所は解決可能。この考え方は、任天堂の岩田社長から学びました。