露木 義さんの着任について

2024年2月より小槻・岡﨑研究室に、特任研究員として露木義さんが着任されました。 以下、ご本人からの自己紹介です。

このたび、小槻・岡﨑研究室の一員としてお世話になることになりました露木義と申します。毎週火曜日と金曜日の出勤となりますが、ムーンショット小槻コアプロジェクトのPM班の仕事などに携わる予定です。現在、気象研究所気象観測研究部客員研究員と気象業務支援センター主任技師（非常勤）もやっております。

私の経歴を簡単にご紹介しますと、定年退職後の再任用を含めて気象庁に38年間勤務しました。主に予報部数値予報課（うち2年間はフロリダ州立大学気象学部客員研究員）と気象研究所予報研究部で、数値天気予報とデータ同化に関する研究開発に携わってきました。数値予報班長を務めていたときに、世界で初めて領域解析のための4次元変分法データ同化を現業化し（全球解析については６年前にECMWFが現業化していた）、WMO/WGNE定期会合で注目されたことが大きな思い出です。これは、私の計画に興味を持ってくれた一人の職員の献身的な努力の賜物でした。「国際社会で評価されるのはoriginalityである」と誰かが言っていたのをモットーにして、これまでやってきました。小槻・岡﨑研究室にどの程度貢献できるのかまだよく把握できておりませんが、どうぞよろしくお願い致します。