11月15日・16日に金沢大学にて開催されました、土木学会主催の第4回AI・データサイエンスシンポジウムにて、当研究室の学生が発表を行いました。皆しっかりと準備をしてくれた甲斐あって、非常に良い発表でした。また他の参加者の発表に対しても、皆が積極的に良い質問をしていた姿が印象的でした。現地で参加し、学会の空気を存分に感じてくれたであろう、3名の学生からのコメントです。

今回のDSシンポジウム参加は初めての学会参加ということもあり、不安と緊張もありましたが、非常に多くの貴重な経験をすることができました。
発表では初めての学会発表ということもあり不安や緊張もありましたが、多くの方々と議論し、フィードバックを受けることでこれからの研究の方向性について新たな知見を得ることができ、これからの私の研究のモチベーション向上にもつながりました。
さらに、DSシンポジウムではデータサイエンスに関する様々な発表を聞くことができました。今回は学生だけではなく、企業の方も集まっているということもあり、発表の内容はもちろんプレゼンの技術も高くとても勉強になりました。特に私の研究と関係がある手法の発表は私の研究に役に立ちそうな多くの知見を得ることができました。
最後に論文執筆や学会発表に向けて、小槻先生、武藤さん、塩尻さんをはじめとする研究室の皆様から大きなご支援を受けました。皆様のサポートがなければ、このような素晴らしい経験を積むことはできませんでした。この場を借りて感謝を申し上げます。(佐々木景悟, M2)

大規模言語モデルを活用した最新の気象や土木分野の知見と、学生だけでなく多くの企業の研究者たちの間で繰り広げられる議論に触れ、大変な刺激を受けました。私が発表したセッションは、深層学習モデルと衛星画像やSAR画像を組み合わせた、災害による被害状況の把握といった技術についてのものでした。そこで私は、深層学習モデルを用いて洪水予測モデルを模倣した簡易的なモデルの開発について発表を行いました。また、他セッションでは、大規模言語モデルを用いた基礎的研究といった発表も行われており、近年話題のchat GPT の研究利用の提案やGANやStable Diffusion といった生成系AIを用いたデータ拡張による汎化性能の向上など様々な発表があり、最先端の研究を肌で感じることができました。この度の経験を糧に、今後行っていく気象データと生成系AIのDiffusionを組み合わせた研究に、これまで以上に真剣に取り組むことを改めて決心しました。(島袋隆也, M1)
 
私にとって初めての学会参加となり、大変有意義で貴重な経験をすることができました。
本シンポジウムではAIやデータサイエンスに関する数多くの口頭発表が行われ、非常に興味深い発表を聴講することができました。特に深層学習を扱った研究が多く、私は研究で深層学習を扱っていることもあり、新たな知見を多く得ることができました。
また、1日目には口頭発表を行いました。初めての学会発表ということもあり、とても緊張しましたが、研究内容を伝えられたと思います。
1日目の夜に行われた交流会では、他大学や企業など様々な研究者の方々と交流させていただきました。
学会に参加するという貴重な機会を頂けたことにこの場を借りて感謝申し上げます。(白石健太, B4)