研究室に良い学生を惹きつけるうえで、良い授業をすることも大事。
自分自身が定期的に振り替える意味も込めて、意識すると良いことをまとめていく。
「授業が面白かったから研究室を志望した」という学生がそれなりにいるので、それなりに良い授業は出来ているのだと思う。
ただ、まだまだ改善できるとも思う。何か意識されていることがある先生がいらっしゃれば、共有いただけると大変ありがたい。
アウトプットを通して理解させる
日本式ではなく、海外式。演習や発表など、自分で手を動かして、アウトプットさせることで学習効率は格段に変わる。アウトプットを意識してインプットすると、インプットの効率が高まる。
具体的には、プログラム演習や課題演習などを授業の中に組み込む。
ソース: 恵美さん
勉強の繋がりを意識させる
自分でも実感があるのだが、大学の勉強では、「これやって何になるんだろう?」と思うことがある。
担当している授業について、「基礎」と紐づる。高校生や大学の1~2回生で行う授業で学習したことが、ここに関係しているんだよ、と意識させる。
授業の学びが、最先端の研究に関係していることを意識させる。具体的に最先端の現場で、どのように学んでいる知識が用いられているかを解説すると、学習意欲が高まる (この分野をもっと勉強しようとなる --> 研究室を志望する)
ソース: 千葉大・荒井先生
例: 武藤さんのGSMaPの紹介・データ同化 (マジックじゃなくて、数学でこんなことできるんだよ!)
レポートなどに授業への感想を書いてもらう
意外と、学生に刺さるポイントは、教員の面白ポイントとは違う。ので、どこが面白いのかを知ることは大事。
正直、腹立つコメントもある (結構、偉そうなこと書いてくる)。だけど、フィードバックはそれ以上に貴重。
ソース: 経験的に
雑談
自分が振り返ってみても、大学の授業で今でも覚えているのは、雑談しかない。逆に、面白い雑談は、高校生の時の授業でも覚えている。そんなもん。
雑談力を鍛えましょう。
ソース: 小槻