agu24

2024年12月9日~13日にアメリカのワシントンD.C.で開催された AGU24 に小槻・岡﨑研から小槻先生、岡﨑先生、塩尻 (特任助教)、金子 (特任研究員)、白石 (M1) が参加・発表しました。また、CEReSの客員研究員のNICTの金丸佳矢さんにもご同行いただき、様々な議論をさせていただきました。

agu24

AGUでの集合写真 (左から小槻教授、金子、客員研究員の金丸さん、白石、塩尻)

 

下記は参加・発表した塩尻、金子、白石からの報告です。

人生で2回目のAGUでしたが、改めてその規模の大きさに圧倒されました。またそこでの発表は、その規模からわかる通り世界最先端のものが集まっており、繰り広げられる議論を通して他では経験できない貴重な学びを得ることができました。特に、様々な論文で目にして把握はしていた、分野のいくつかの課題の軽重を、生の切実な声から知ることができたのは非常に大きな収穫です。温めていたアイデアを試す優先順位を入れ替え、研究計画を練り直す貴重なきっかけとすることができました。物価が高いのはかなりの難点ではありますが、財布を痛めた甲斐があったというものです。

(塩尻)

二年ぶりに参加しました。年々世界に仲間が増えていくにつれて、AGUは、その再会の場にもなっています。また、新しい仲間を見つける場でもあり、世界の仲間たちが頑張っているのを見ると、私自身ももっと頑張らねばという気持ちに自然となります。私が戦う機械学習と気象の融合分野は、大企業の圧倒的な計算力と技術力によって圧倒されており、我が国はどうすれば良いのか、不安になっています。財布も心も痛めて帰ってきましたが、この大きな潮流の中で我々が世界で貢献するには何が必要か、それを考える良い機会となりました。頑張ります。

(金子)

今回のAGU24は、私にとって初めての海外で開催される学会であり、非常に貴重な経験となりました。会期中は多くの発表を聴講しました。興味深い内容も多く、大いに刺激を受けました。また、自分の研究を紹介するポスター発表も行いました。自分のポスターに人が来てくれるか不安でしたが、想像以上に多くの方々が興味を持ってくださり、海外の研究者と英語で議論する貴重な機会を得ることができました。
渡航前は久々の海外ということもあり、不安な気持ちもありましたが、結果的に非常に充実した時間を過ごすことができ、貴重な体験を得られたことを大変うれしく思っています。このような機会を提供してくださった小槻先生をはじめサポートしてくださった全ての方に、この場を借りて心より感謝申し上げます。

(白石)