河﨑君と議論で「inputとoutputのバランス」の話になったのでメモ。

ダニング・クルーガー効果ってのを知り、研究にも使わなきゃいけないなと思ったりしました。 あくまで、個人の経験則ですが、それなりに自分にはWORKしました。

勉強 (input) しすぎない

どの分野も、ある堺を超えて勉強をすると、すべてやられてる気がして、自信を失います。
ただ、実は手を動かして研究すると、勘所が分かったり、自分なりの問題・課題が見えてきます。

なので、inputは大事だが、やりすぎず、output・生産に時間をかけることも大事だと思ってます。
outputするからこそ、難しさに直面して、自分なりの問題に出会えるんだと思います。
inputしなくていいとは言ってないです。

自信のあるうちに論文を書いてしまう。

自信のあるうちに論文は書く あるテーマがひと段落すると、結構有能感に浸ります。(これは僕だけかもしれない)
このテーマは、すごく重要で、しかも世界で俺が一番しっとるんじゃないか?という錯覚 に陥ります。

ただ、時間がたって、周辺知識を学ぶと、自信がなくなってきます。
あれ、実は、めっちゃ些細な問題じゃね?
あれ、昔あの人がやった研究のパロディじゃね?と。

こうなる前に、自分がノリノリのタイミングで論文は書いてしまわないと、タイミングを逸しします。
そもそも、研究がまとまるくらいが一番楽しいです。
なので、文章書くのも楽しい筈。 1年後に改めて書くと、情熱なくなってるんで、結構苦痛です。

どれだけ良い解析をして、どれだけ良い発表をしても、研究者として残るのは、論文だけです。