2023.3.08
小槻さん通信
思うこと
ポスドク時代に報告書を書いたりするわけだが、これはそれなりに経験しておいた方が良いと思う。というのも、ある程度「効率的」な報告書の書き方を学んでおかないと、独立してから苦労する。現在のところ、大学の先生は数多くの報告書業務に忙殺される。この報告書を「効率的」に仕上げる技術を身に着けておかないと、後々苦労する。
研究員自身の研究について報告書を書く場合、最初は科研費・若手などから始めることが一般的だろう。これでも昔はしんどかったが、年齢が上がってくると、数十~数百ページの報告書を取りまとめることもザラにある。ということで、これも訓練だと思って、順番に上手になっていくしかない。
立ち向かい方
「報告書」は、書くコツを掴めると、それなりに文章を稼げる。個人的に大事だと思うのは、
1. きちんと図を作成して、説明する。
図の説明は、いつもしてることなので、簡単。
あとは、説明した図のまとめみたいな文章をパラグラフの冒頭に書けば、自然とワンコンテンツの報告文が出来ている。
2. 出版済みの論文は、画像化して、「詳細は論文を参照のこと」で済ませる。
ということで、論文化できていると、相当にラクになります。
便利なツール
- PDF-->JPEG変換。PDFの画像化よりも、綺麗な画像が出力される。
- PDFの圧縮。1に容量制限があるので、事前にかけてサイズを落とすことが出来る。
- PDF変換。PDF変換、編集のフリーソフト。