このたび、小槻研究室を退職し、カナダ留学に戻ることになりました。樺山です。2020年5月に小槻研究室に参加し、3か月ほどかけて、研究室の新人の入門書として使われることになるマニュアルを作成・改良。内容は、pythonというコンピューター言語を研究室のテーマである地球環境学に沿って学習するというものです。その後、2020年10月から2021年8月まで「数理感染モデルによるCOVID-19の感染力推定と衛星NO2観測による経済活動推定との関連分析」というテーマで研究に取り組みました。
昨年2020年3月に新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりカナダの大学から帰国推奨になり、帰国していました。その後、オンライン授業を受けていたが、これでは勉強にならないと思い、思い切って働くことに。幸運なことに千葉大学で研究の業務に従事できたことは、この先研究の道を進むうえで、とても貴重な経験になりました。とても気持ちよく仕事に打ち込める職場で毎日仕事を楽しくできました。まだコロナ収束とは言い難いですが、カナダの大学では対面授業を始めることになりましたので、小槻研究室は退職して、カナダ留学に戻ります。全力で勉強に励み、将来は勉強させてもらった恩を日本とカナダ両方に還元できるような仕事をしたいと思っています。(樺山修)

1年4ヶ月に渡り、技術補佐員として研究室の活動に貢献して頂きました。作成・改良頂いたpythonマニュアルは、これからも研究室の新規加入メンバーの強力な翼になる筈です。また折に触れてカナダの大学事情などもお話しいただき、研究室の学生にとっても国外大学について見識を広める、貴重な機会になったと思っています。これから研究者を目指していくということで、今後の更なる飛躍を祈念します。(小槻峻司)


2021年8月19日、工学系総合研究棟にて