2022年11月より小槻研究室に、特任研究員として大橋正尚さんが着任されました。 以下、ご本人からの自己紹介です。

2022年11月1日にCEReSの小槻研に特任研究員として着任しました大橋正尚と申します。学部・修士課程では高エネルギー加速器研究機構のフォトンファクトリーで物性物理の研究をし、その後の博士課程では専門をガラッと変えて高圧気体環境下での音響機器の特性に関する研究を行いました。物性物理の研究では、フォトンファクトリーの立上げ時期にあたっていて、また小型コンピュータがある程度の金額で入手できるようになっていたこともあり、小型コンピュータを使ったX線分光装置の制御・計測システムの開発(ハードウェア、アセンブラを含むソフトウェア)が主で、ここでコンピュータの詳細な仕組みを身に着けることができました。また、博士課程の研究では測定システムを1から構築し、分野としては特殊ですが新しい知見を得ることができました。

工学博士を取得の後、自動車開発に係る制御・計測機器のメーカに入社し、音響・振動計測に係るセンサー(マイクロホンや加速度ピックアップなど)やFFTを中心とした計測装置、新しい計測手法の研究開発を中心に、一時期は医療機器の開発にも携わりました。その後、部長や事業部長を経て執行役員になり、企業経営のイロハを習得しました。更に、知的財産や会社全体の情報システムを企画・管理・運用する部門の責任者などを務め、それらの実務を身に着けました。

この会社を早期退職し、大学発ベンチャー企業(HPCに係る自動並列化コンパイラの研究開発)に経営陣として参加し、資金獲得から労務管理まで管理に係る業務を担当し、会社法などの法的なことから法人(株式会社)に要求される数々の実務を経験しました。その後に、別の大学発ベンチャー企業(医療系)に移り、大学の研究員を兼任することで新しい医療機器の研究開発の手伝いを、最近までしてきました。
小槻研ではムーンショットプロジェクトのURA(リサーチアドミニストレータ)が主な仕事ですが、それに限らず皆様の研究の一助になれるよう励んでまいりますので、宜しくお願いいたします。