2019年11月に発足した小槻研究室ですが、2020年度に学部生、技術補佐員、2021年4月には特任研究員が新たに加入し総勢13名となりました。これに伴い、学生室が手狭となり、新型コロナ感染症対策も兼ねて、2021年3月に2日間かけて引っ越しを行いました。引っ越し先の810室は2020年度まで近藤・楊研究室で使用されていたため、設置されている机・椅子・PC等で、必要なもの、不要なものを伺い、不要とされた机・椅子について引き続き使用するもの、破棄する物の選別をしました。研究室の引っ越しのためには、レイアウトを考え、これに合わせたオフィス用品も準備しなければなりません。今回は感染対策のために机の前・横にパーティションを設置することになりました。また、脇机、モニターなども購入、引っ越しの日を前に納品されたオフィス家具でコピー室の空きスペースが埋まっていきました。そして迎えた1日目の3月22日(月)、研究室メンバーが勢ぞろいし、まずは破棄する机・椅子、PC等を一時保管所として確保した801会議室や廊下へ運び出します。残った机を片側へ寄せ、空いた半分のスペースの床に掃除機をかけ、ウェットシートで拭き、カーペットを床タイルに沿って敷き詰めていきます。このためにカーペットはタイルと同サイズの物を発注しています。壁際は壁に沿うようにカーペットをカッターでカットしていきますが、これはなかなかテクニックが必要です。学生達が器用に壁際のタイルの形にカットしますが、これがぴったり合います。片側を全て敷き終えたら机をカーペットの上に移動し、空いた片側も同様の手順で進めていきます。初日は床のカーペット敷きまで。2日目の3月24日(水)はごみの分別です。据付のキャビネットの中にはいつからあるのか定かでない荷物がたくさん詰まっていたので、これを全て取り出し、可燃・不燃ごみ、資源物とより分け、HDDは統合情報センターへ運び(数が多いので重い…。)ハードディスククラッシャーにかけた後に廃棄します。ゴミ出しが終了すれば、いよいよ机の配置を整えていきます。脇机を置き、パーティションで仕切れば、新しい研究室の出来上がり!

引っ越しにあたり、ご協力いただいた近藤・楊研究室の皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。                                       (宮本千早・中村理絵)

今回の引っ越しですが、宮本さん・中村さんの綿密な計画によって、スムーズに実施する事が出来ました。ありがとうございました。個人的に1番のお気に入りは研究室のマットで、会社のオフィスの様に快適に使用することが出来ます。総合研究棟8Fにお越しの際は、是非お立ち寄りください。            (小槻峻司)