神戸にある理化学研究所計算科学研究センターで開催されました、第13回データ同化ワークショップに、小槻研より筆者で研究員の塩尻とM2の大石・大瀧、M1の河﨑・齋藤・藤村の計6名が参加し、ポスター発表を行いました。本ワークショップではweb配信は行われず、完全に対面での開催でした。学生にとっては初めての対面でのポスター発表でありましたが、入念な準備を重ねた上で発表に臨んだ甲斐があり、全員が良い発表・有意義なディスカッションを行うことができました。特に学生の参加者が小槻研メンバーだけでプレッシャーのかかる環境の中、全員が見事な受け答えをしている姿は、大変感慨深いものでした。また本ワークショップではポスター発表だけでなく、主催する複数の研究機関のそれぞれより招待された講演者の発表も聴講することができました。各発表には45分以上の長い時間が確保されており、プロフェッショナルな研究者の間で繰り広げられる深いディスカッションも、学生にとってはなかなか聴くことのできない貴重な経験だったことと思います。
さらにワークショップ終盤では、世界一を獲得したスーパーコンピュータ富岳の見学会も開催されました。あの有名なスパコンをこの目で見ることができ、さらに生で見た際の巨大さに圧倒され、全員が終始大興奮でした。
1日だけのワークショップでしたが、大変濃密で有意義な経験をさせていただくことができました。参加した学生の皆さんは貴重な経験をすることができたと思いますので、是非とも今後に活かしていただきたいと思います。
 (塩尻大也)

 

見学させていただいたスーパーコンピュータ富岳(左)と、富岳の前で撮影した小槻研メンバー集合写真(右)(富岳が写っていませんが…)